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キレイライン矯正の失敗とは?失敗しないための方法を解説

はじめに

キレイラインで矯正してみたいけど失敗したくないと思っている方に向けて、キレイラインの特徴、メリットやデメリット、失敗しないための対策を詳しく解説します。記事を読めば、キレイラインが自分に合っているかわかり、失敗しないために押さえておくべきポイントがわかります。

キレイラインとは

キレイラインは、2017年4月1日に株式会社ARETECO HOLDINGSによりサービスを開始しているマウスピース矯正の1つです。マウスピースを複数作成し、装着することで歯を理想の位置へ動かして矯正します。従来のワイヤー矯正よりも、費用が安く、目立ちにくく、痛みも抑えた治療方法です。

キレイラインの6つのメリット

次に、キレイラインのメリットを6つ紹介します。

1.矯正していることを人に知られにくい

キレイラインは透明なマウスピースなので、目立ちにくく、矯正していることを人に知られにくいでしょう。ワイヤー矯正は、表側にブラケット(歯の表面につける装置)を装着し、その間にワイヤーを通して歯を動かします。そのため、口を開ければワイヤーが目立ち、周囲の人に矯正していることがすぐにわかってしまいます。矯正していることを周りに知られたくない人や、人前で話す機会が多い方に、キレイラインはおすすめです。

2.低料金で矯正できる

キレイラインは、他のマウスピースの相場60~100万円よりも低料金で矯正可能です。費用は、初回2.2万円から開始でき、2回目以降は1回5.5万円で、合計23.1万円~41.8万円です。低料金の理由は、適応可能な矯正範囲が前歯上下12本と限られている部分矯正であり、歯全体の噛み合わせや奥歯の矯正をしたい方には向いていないためと言われています。比較的軽度の歯並びの方にキレイラインはおすすめです。

3.短い期間で矯正できる

キレイラインは軽度の症例や、部分矯正を対象にしているため最短5ヶ月で矯正が終了します。他のワイヤー矯正は、1年〜2年半程度かかると言われているため、大幅に期間を短縮できます。キレイラインはすぐに矯正を済ませたい方におすすめです。

4.さまざまなパターンの矯正ができる

キレイラインは、前歯のみを動かして矯正をするため、さまざまな歯並びに対応しています。ただ、軽度~中等度の症状を対象としているため適応にならない方もいるでしょう。
対応している歯並び

  • 八重歯など歯がガタガタに並んでいる状態(叢生)
  • 出っ歯(上顎前突)
  • 受け口
  • すきっ歯(空隙歯列弓)
  • 前歯が閉じない(開咬)
  • 噛み合わせが深い(過蓋咬合)
  • 中心線のずれ
自分の歯並びが適応になるかどうかは、歯科医院で診断してもらう必要があります。

5.抜歯しない矯正ができる

キレイラインは、なるべく歯を抜かない矯正ができます。治療上どうしても歯を移動するスペースが必要な場合には、歯の側面を削るIPR(隣接歯間を削る方法)をします。また、症例によって抜歯が必要な場合もあるため、抜歯したくない場合には歯科医に自分の希望を伝える必要があるでしょう。

6.ホワイトニングも同時にできる

ホワイトニングも矯正をしながら同時に行えます。初回のマウスピースにはホワイトニング剤が1本ついており、最大4本が矯正の費用内で利用できます。矯正と同時にホワイトニングも一緒に行いたい方におすすめです。

キレイラインの3つのデメリット

キレイラインのデメリットを3つ紹介します。

1.適応にならない場合がある

キレイラインの適応は、軽度~中等度の症例であり、奥歯の移動が必要な矯正には向いていません。また、抜歯が必要な矯正にも向いていないため、歯並びの状態によっては適応にならない場合もあります。自分の歯並びが適応になるかどうか知りたい方は提携クリニックで検診を受けてみてください。

2.装着開始時に痛みがある

キレイラインは、マウスピースの装着開始時に痛みが出てくることがあります。歯を動かすため、どうしても歯の痛みが出てくる可能性があるからです。ワイヤー矯正と比較して、痛みは少ないと言われていますが、全く痛みがないわけではありません。痛みについては、矯正前に聞いておくとよいでしょう。

3.通院する必要がある

キレイラインは、初回の検診時に歯型を採取をし、約3週間後に最初のマウスピースを受け取ります。それ以降は1カ月半に2度、3ヶ月に2度などのペースでの通院が必要です。最初の検診ですべてのマウスピースを作成する矯正は通院が必要ありませんが、キレイラインは通院が必要です。忙しくて通院する時間が取れない人には、おすすめできません。

キレイラインの失敗例

次に、キレイラインの失敗例を紹介します。

1.出っ歯になってしまった

歯が移動するスペースがない歯並びの方に対して、抜歯しないで矯正すると、顎の大きさに対して本数が多かったり、歯のサイズが大きかったりするために出っ歯になる可能性があります。

2.思うように歯が動かなかった

人により歯並びや動きが異なるため、事前のシミュレーション通りに歯が動かないことがあります。また、年齢によっても歯の動きやすさは異なると言われています。また、マウスピースは20時間程度装着する必要があると言われていますが、時間を守れない場合にも思ったように歯が動かないことがあるでしょう。シミュレーション通りに矯正したい方は、装着する時間をきちんと守る必要があります。

3.後戻りしてしまう

治療直後の歯は、歯の骨の部分がまだ安定していないため「後戻り」という状態になり、再び歯並びが元に戻ってしまう可能性があります。後戻りさせないためには、保定期間には「リテーナー」を装着して、歯並びを保持させる必要があります。後戻りをさせたくない人は、保定期間にはきちんとリテーナーを装着しましょう。

キレイライン矯正で失敗しないための対策

キレイラインで失敗しないための対策を紹介します。

1.適応になるかを確認する

適応になる症例は限られているため、自分の歯並びが適応になるかどうかをきちんと確認しましょう。矯正を始める前に歯科医師と相談する必要があります。

2.料金体系を理解する

キレイラインの料金には、初回検診料や再診料は含まれていません。矯正にかかるお金だけではなく、他の料金がかかることをきちんと把握しておきましょう。全体でかかる料金を把握しておくと、後から思ったよりお金がかかったと思うことは少なくなります。

3.治療期間は前後すると思っておく

治療期間の目安は5ヶ月~1年3ヶ月ですが、それよりも期間が長くなる場合もあります。マウスピースを装着する時間は20時間以上必要ですが、装着時間が足りずに矯正がうまく進まない場合があります。歯の動き具合によって、矯正期間が前後するということを矯正前に確認しておきましょう。

4.治療中のリスクを把握する

キレイラインのリスクとは、以下の3つです。

  • 慣れるまでに違和感や痛みがある
  • 噛み合わせの変化がある
  • 虫歯や歯周病が悪化するとマウスピース矯正よりも優先する必要がある
治療中のリスクをしっかりと確認することで、失敗したと感じることが少ないでしょう。

5.治療を経験した人の声を聞く

公式ブログで体験談や口コミを掲載することはできないため、Twitterなどで「キレイライン 口コミ」と検索してみて、キレイラインを実際に試した人の口コミを確認してみるとよいでしょう。実際に体験した人の声を聞くと、矯正した際のイメージがつきやすくなります。

まとめ

キレイラインは他のマウスピースよりもリーズナブルな矯正ですが、軽度~中等度の症例が対象のため適応にならない場合もあります。また決められた20時間という装着時間をしっかりと守りましょう。

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